「多古米振舞行列」に500人 あじさい祭りにぎわう

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江戸時代さながらの衣装を身に着け町民らが町内を行進した=多古町多古
アジサイが咲く栗山川沿いで「ふっくらたまこ」と触れ合う子どもたち=多古町多古の町あじさい公園

 多古町多古の町あじさい公園で10日、初夏の恒例行事「あじさい祭り」が開かれた。町内を流れる栗山川沿いに植えられている約1万株のアジサイにちなんだイベントで、公園内は花の写真を撮ったり農産物を買ったりする人であふれた。町民ら総勢約500人が江戸時代の侍や農民に扮(ふん)して町を練り歩く名物「多古米振舞行列」も大盛況だった。

 栗山川に多古米を奉納する式典では、県立多古高校3年の鈴木竣哉さん(17)が多古藩主、同2年の森すずなさん(17)が奥方役を務め、会場を盛り上げた。鈴木さんは「いい経験になった。町外の人にも多古米の魅力を知ってほしい」と笑顔。森さんは「かつらは重かったが、着物はなかなか着られないのでやって良かった」と話した。

 鈴木さんの号令で出発した多古米振舞行列は、江戸時代さながらの衣装を身に着けた町民らが元気よく町内を行進。町中心部の仲町通りで精米された多古米を観光客らに振る舞った。

 富里市の会社員、鈴木智明さん(41)は「にぎわいがすごくて驚いた。町が元気で素晴らしいと思う」と話した。

 会場では多古高校の生徒が育てた花苗の販売のほか、町マスコットキャラクター「ふっくらたまこ」のイメージソングも披露された。