姉「弟に悪いことした」 骨の大部分が露出 千葉県警、身元特定急ぐ 酒々井切断遺体

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 酒々井町上本佐倉1の民家で切断された男性の遺体が見つかり、この家に住む弟で職業不詳、竹内諒さん(21)の行方が分からなくなっている事件で、遺体を切断し室内に遺棄したとして死体損壊・遺棄容疑で逮捕された同居する姉で小売店アルバイト店員、竹内愛美容疑者(25)が「弟を切断した。悪いことをした」という趣旨の供述をしていることが14日、捜査関係者への取材で分かった。切断された遺体は骨の大部分が露出した状態だったという。佐倉署特別捜査班では遺体が諒さんとみて、身元の特定を急いでいる。

 捜査関係者によると、遺体はそれぞれビニール袋に入れられ、リビング1カ所に置かれていた。複数の包丁のような刃物で切断されたとみられる。竹内容疑者は4人きょうだいの長女で、諒さんが長男。ほかに次女、三女がいるが、いずれも県外に住んでいた。父親は約5年前に病死しており、この家では事件当時、竹内容疑者と諒さんが2人で暮らしていたという。

 特捜班によると、竹内容疑者は死体損壊・遺棄容疑について「2週間ぐらい前にやった」と話しているという。竹内容疑者は今月に入ってからも勤務先のスーパーで働き、遺体切断後も遺体とともにこの家で日常生活を送っていたとみられる。特捜班では諒さんに対する殺人容疑も視野に、動機などの解明を進める。

 特捜班は14日、死体損壊・遺棄容疑で竹内容疑者を千葉地検に送検した。竹内容疑者は千葉市中央区の千葉県警本部地下駐車場から車両に乗り込み送検された。

 事件は12日に諒さんの中学の同級生ら3人が、先月末から諒さんと連絡がつかなかったことから直接家を訪れ、竹内容疑者と何らかのやりとりをしたが、室内に入れなかったことから佐倉署に通報。駆け付けた同署員が遺体を見つけ発覚した。