スロットコイン不正使用 松戸の消防士停職1カ月

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 パチンコ店でスロットコインを不正に使い公務員の信用を失墜させたとして、松戸市消防局は1日、二十世紀が丘消防署の男性消防士(22)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 同局によると、男性消防士は9月6~8日、同市内などのパチンコ店3店で、20円のコインを使用するスロットマシンで2円のコインを使用して1万2千円を換金したり、店外持ち出し禁止の2円コインを持ち帰り、別の店の20円コイン用マシンで使用したりした。

 防犯カメラの映像で様子を見ていた店員が8日、男性消防士に声を掛け、男性消防士は不正を認めた。松戸警察署員が店内で事情聴取し、市二十世紀が丘消防署員が身柄を引き取った。被害届は出されていない。

 男性消防士は6日は非番、7、8両日は休日だった。同局の調べに対し「借金返済で生活が苦しく、少しでも生活の足しになると考えた」と話しているという。

 パチンコ店のうち2店には請求された4万9500円を、他の1店には1600円分のコイン800枚をそれぞれ弁済した。

 市消防局の島本幸夫局長は「市民の信用を著しく損なうもので誠に遺憾。今後、綱紀粛正に努め再発防止に向け職員教育を始め改善に取り組んでいく」とコメントした。