光秀が築城の坂本城跡で木簡出土 運送業に使われた荷札か

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大津市の坂本城跡で見つかった木簡。「小次郎殿」と記されている(同市教育委員会提供)

 織田信長の命令で明智光秀が1571年に築いた坂本城跡(大津市)で、15世紀後半〜16世紀前半の木簡5点が見つかり、市教育委員会が14日、発表した。築城前は町家があったと推定されており、運送業など商業が盛んで、荷札とみられるという。

 木簡は長さ6・1〜13・6センチ、幅0・9〜1・5センチの計5点。墨で「小次郎殿」や「□まいりてうけ」(□は不明)などと記されていた。下が細くなっており、俵などの荷物に刺して使われたとみられる。

 当時の坂本は馬借・車借といった運送業や、土倉と呼ばれる高利貸などで栄えていたとされる。